金継ぎの修理例・3



こちらは、大き目の壷の金継ぎです。
磨き金仕上げです。
こちら金継ぎのヒビの長さは1本当たり、
およそ16センチ程です。
合計3本金継ぎを致しました。
費用は2万6000円程です。

金継ぎ部分の拡大です。磨き金は、蒔絵粉の
粒子が粗いので、その分比較的丈夫になり、
磨き仕上げますので、キリッと光るのが特徴です。
手間は消し金仕上げと比べてかかります。

 さらに拡大です。線を少し盛り上げて蒔絵を施すことが
美しい仕上がりになると思います。
又、金消し粉に比べると、金の粒が大きい分
比較的丈夫に仕上がります。




こちらは、直径20センチ程の鉢の金継ぎです。
欠けている箇所が2箇所ありました。
欠けている部分は幅約2センチの楕円状です。
費用は約18000円です。
欠けている部分は、なるべく平らに、
ヒビのとおりに沿って金継ぎをすると
自然な模様になると思います。

部分拡大です。
磨き金の特徴は、一見渋く見えて、
奥行きのある輝き方をします。

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